<報酬内規・2010年度版>
第1 顧問・委託料
日本国内業務、国際業務ともに原則として月額7万5,000円以上。
東京事務所は原則として月額10万5,000円以上。
第2 相談料
1 非顧問会社は、
国内案件:1万500円
海外案件:3万1,500円
2 顧問会社の相談料は原則無料とする(時間の制限はなし)。
第3 意見書・契約書等文書作成料
1 国内案件:A4版1枚3万5,000円以上(案件によって増・減額の余地あ
り)、もしくは契約書金額の3%以上のいずれか高い額を基準
とする。
海外案件:A4版1枚7万円以上(同上)、もしくは契約書金額の3%以
上を基準とする。
2 顧問会社は、原則として非顧問会社の2/3とする(軽微な案件については1/2とする)。
第4 契約書(定款等を含む)のチェック
1 国内案件:A4版2頁までは原則として7万5,000円以上(分量と難易度
により額を決定する)。
海外案件:A4版2頁までは原則として、15万円以上(同上)。
2 国内案件:A4版2頁を超える場合は、1枚につき1万500円以上(具体
的金額は難易度による)を加算する。
海外案件:A4版2頁を超える場合は、1枚につき2万1,000円以上(同
上)を加算する。
3 顧問会社はA4版2頁以内は無料(但し、1ヶ月に1回)。それ以上の場合は原則として非顧問会社の場合の総額の2/3とする(軽微な案件については1/2とする)。
第5 内容証明書の作成
国内案件:原則7万5,000円以上(案件によって、増・減額の余地あり)
海外案件:原則10万円以上(同上)
第6 債務整理案件 *以下、着手金の後払いや分割払いにも応じる。
1 任意整理
ア 1社あたり5万2,500円以上
イ 法人の場合は、債権者が主張する債権額を減額させた場合、成功報酬
として減額させた額の10%~20%
ウ 過払い金が出た場合には、回収した金額の21%(訴訟提起した場合は25%)
2 自己破産
ア 債権者が10社未満の場合 42万円
イ 債権者が10社以上15社以下の場合52万5,000円
ウ 債権者が16社以上の場合 63万円
エ 債権総額が1000万円以上の場合 84万円
オ 法人破産の場合105万円以上
3 個人再生
原則として42万円以上
第7 離婚案件
1 着手金
ア 交渉案件 42万円以上
イ 調停案件 42万円以上(交渉からの場合は21万円以上)
ウ 裁判案件 原則52万5,000円以上(交渉からの場合は31万5,000円以上)
2 成功報酬
ア 離婚または離婚阻止という希望が達成された場合 52万5,000円以上。
イ 受領した財産分与額、慰謝料、養育費等(養育費は2年分のみ)の10%
を基準。具体的には旧弁護士会報酬基準に照らして決定する。
第8 民事訴訟案件
1 着手金旧弁護士会報酬基準に照らして決定する。
2 成功報酬 旧弁護士会報酬基準に照らして決定する。
<旧弁護士会報酬基準:第一六条>
経済的利益の額 着手金 報酬金
300万円以下の部分 8% 16%
300万円を超え3,000万円以下の部分 5% 10%
3,000万円を超え3億円以下の部分 3% 6%
3億円を超える部分 2% 4%
第9 海外での仲裁案件
1 着手金原則10万5,000円以上もしくは請求額等の3%~20%のいずれか高い額を基準とする。
2 成功報酬 原則認容額等の3%~20%を基準とする。
第10 海外進出案件
1 駐在員事務所の場合 原則として63万円以上
現地法人の場合原則として126万円以上
手続きに要した実費は別途請求する。
2 企業設立後の社内文書の作成或いはチェック等(就業規則その他の社内規定、労働契約書作成等)は別途請求する。金額は第3、第4の規定を目安とする。
第11 商標登録案件
申請料: 一商標一分類につき25万円(拒否通知に対する意見書につ
いては別途費用を請求する)
手続きに要した実費は別途請求する。
第12 特許申請案件
申請料: 35万円以上(内容と難易度による)
海外案件については、翻訳費等を含め100万円以上。
手続きに要した実費は別途請求する。
第13 中国での債権回収案件
1 着手金原則42万円以上もしくは債権額の3%以上を基準とする。
2 成功報酬 原則取得額の5%以上を基準とする。
<参考基準例>
債権額1,000万円未満の場合着手金8% 成功報酬15%
債権額1,000万円以上1億円未満の場合 着手金5% 成功報酬10%
債権額1億円以上の場合着手金3% 成功報酬5%
第14 刑事事件案件
1 起訴前弁護原則42万円以上
*なお、起訴猶予等の場合は成功報酬として更に原則42万円以上を加算する。
2 公判段階弁護原則52万5,000円以上
* なお、無罪、執行猶予、罰金刑、減刑の場合は成功報酬として更に原則52万5,000円以上を加算する。
3 保釈請求
ア 着手金15万7,500円以上
イ 成功報酬 15万7,500円以上
第15 刑事告訴案件
1 相手方が個人の場合
ア 着手金原則42万円以上
イ 成功報酬(起訴された場合) 原則42万円以上
2 相手方が企業の場合
ア 着手金原則63万円以上
イ 成功報酬(起訴された場合) 原則63万円以上
第16 M&A案件
1 着手金原則105万円以上もしくは買収予定価格の1%以上を基準とする。
2 成功報酬 原則105万円以上もしくは買収価格の1.5%以上を基準とする。
第17 上場案件
1 着手金原則450万円以上もしくは予定資金額の原則1%以上
2 成功報酬 原則900万円以上(以上協議による)
第18 ダンピング案件
1 着手金原則450万円以上
2 成功報酬 原則900万円以上(以上協議による)
第19 会社調査案件
1 最低7万5,000円以上とする。
2 M&A前のデューデリは最低31万5,000円以上
第20 就業証・ビザの取得
原則4万5,000円以上
但し、手続に要した実費は別途請求する。
第21 翻訳料
1 外語文→日文A4版1頁(40文字×30行を1頁の上限とする)
につき1万2,000円。
2 日文→外語文A4版1頁(40文字×30行を1頁の上限とする)
つき1万5,000円。
3 上記いずれも顧問会社は2/3とする。
第22 法令・条例等各種資料の送付
1 非顧問会社の場合原則A4版1枚1,500円
2 顧問会社は無料。
第23 出張費
1 日 当弁護士原則10万5,000円
(顧問会社については1/2)
所 員原則3万1,500円
(顧問会社については1/2)
*但し、半日出張は半額を請求する。
2 交通費・宿泊費実費を請求する。 |